今日の聖書一日一章からのメッセージです


堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                      イザヤ書 12章

「主に感謝せよ。その御名を呼び求めよ。そのみわざを、国々の民の中に知らせよ。」
           (イザヤ書 12:4)
 
 この箇所は、前の章の締めくくりで、同時に、イザヤ書の第一部、「ユダとエルサレムについての幻」の結びです。「その日」は、前の章にも、またそれまでにも、何度か出てきましたが、救い主が王座に着かれる日のことです。“そのとき、イスラエルの残された者たちは、「主よ。感謝します。あなたは、私を怒られたのに、あなたの怒りは去り、私を慰めてくださいました。」と主に感謝の賛美をささげる”と歌われています。そのとき、彼らは、「見よ。神は私の救い。私は信頼して恐れることはない。ヤハ、主は私の力、私のほめ歌。私の救いとなられた。」と告白し、賛美するのです。素晴らしい恵みの時です。私たちも、イエスさまが再びおいでになる日、自分の罪を認め、その罪が主の贖いによって、赦され、きよめられたことを確信し、その私たちに向かって、主が慰めを与え祝福を注いでくださる恵みを感謝し、喜びをもって、主を賛美します。その日が待ち遠しくなります。イスラエルの残りの者たちが主を賛美するのを聞いた人たちは、感謝に満ちて主を賛美する彼らを見て、「あなたがたは喜びながら救いの泉から水を汲む。その日あなたがたは言う。」と、イスラエルの残された者たちの賛美を復唱します。「主に感謝せよ。その御名を呼び求めよ。そのみわざを、国々の民の中に知らせよ。御名があがめられていることを語り告げよ。」自らの救いを感謝し、すべての人々に賛美を呼びかけ、喜びをともにするのはなんと素晴らしいことでしょうか。

                           唄野隆



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