使徒 3章 「このイエスの御名が、その御名を信じる信仰のゆえに、あなたがたがいま見ており知っているこの人を強くしたのです。」 (使徒 3:16) 聖霊が下り、エルサレムに教会が誕生したとき、ペテロとヨハネは、午後3時の祈りの時間に宮に上りました。美しの門で、生まれつき足のきかない男から施しを求められたとき、「ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい。」と言うと、彼は立ち上がって、神を賛美しつつ、宮に入って行きました。それを見た人々が驚いたとき、ペテロが語りました。“なぜ、私たちが自分の力や信仰深さによってこの人を癒したかのように驚くのか、あなたがたはイエスを拒み、ピラトが釈放しようと決めたのに、彼を殺したが、神はそのイエスをよみがえらせた、私たちはそのことの証人だ、そのイエスの御名が、その御名を信じる信仰のゆえに、この人を強くしたのだ、イエスによって与えられる信仰が、この人を、あなたがたの目の前で、完全なからだにしたのだ”と語り、彼の奇跡的な癒しが復活の主イエス・キリストの御業であると証言しました。そして、“あなたがたがイエスを十字架につけたのは、無知の故であった、しかしキリストが苦しみを受けることは代々の預言者によって預言されていたことだ、悔改めて、神に立ち返れ、あなたがたは預言者の子孫でありアブラハムと主との契約の子孫なのだ、主は、アブラハムの子孫によって全世界の人々は祝福を受けると言われたのだ”と語りました。「私も、機会が与えられたとき、自分の知識や経験ではなく、主の復活の証をし、主の恵みをすべての人々に伝えます。お導きください。」と祈りました。
唄野 隆 |