ヨハネ 6章 「信じる者は永遠のいのちを持ちます。わたしはいのちのパンです。」 (ヨハネ 6:47,48) 今日の箇所はガリラでの出来事です。イエスさまの癒しの御業を見て、大勢の人々がイエスさまに従ってきました。およそ五千人。イエスさまは、どうして彼らに食べさせようか、とピリポに問いかけられました。ピリポは、200デナリ、労働者200人分の賃金相当のお金でパンを買ってきてもとても足りません、と答えました。アンデレは、五つのパンと二匹の魚を持っている子どもがいますがこれじゃ何の役にも立ちますまい、と言いました。イエスさまは、そのパンを取り感謝をささげてから、皆に分け与えられました。五千人が皆、食べて,余ったものを集めると12の篭いっぱいになりました。その後、人々がイエスさまを王にしようとして集まってくるのをご覧になって、ただひとり山に上られました。御父と祈りの時を過ごすためだったのでしょう。弟子たちは舟で向こう岸へ向かいましたが、強風が吹き荒れました。そのとき、イエスさまが湖の上を歩いて弟子たちのところに来られ、船は目的地に着きました。イエスさまは、人々に命の糧を与え、困難の中で安らぎをお与えになる御方です。イエスさまは、後からイエスさまを追ってきた人々に、“あなたたちは、食べればなくなるパンを求めているが、永遠のいのちにいたるパンを求めよ、信じるなら、わたしがいのちのパンなのだ”と言われました。「そうです、イエスさま、あなたを信じるとき、私たちはほんとうに生きることができます。しかし、生まれつきの人は信じられません。神さまによらなければ信仰はもてません。信仰を与えてください。」と祈りました。
唄野 隆 |