聖書一日一章メッセージ集


ヨハネ 5章

「父が死人を生かし、いのちをお与えになるように、子もまた、与えたいと思う者にいのちを与えます。」

                      (ヨハネ 5:21)

 イエスさまはまたエルサレムに上られました。そして、エルサレムのベテスダの池で、38年間も病に苦しんできた人に出会い、その人を癒し、床を取り上げるように言われました。安息日でしたからユダヤ人たちは、床を取り上げるのは良くない、と言いました。イエスさまは、苦しんでいる人を癒そうとされたのですが、ユダヤ人たちは、律法を守って神さまに認めてもらおうとしていたのです。このことをきっかけに、イエスさまは、御父は愛と恵みとから私たちにいのちを与えたいと願っておられ、御父のみこころのみを求めるイエスさまも、私たちにいのちを与えてくださるのだ、と語られました。だれでも、イエスさまのみことばを聞いて、神さまが遣わされたイエスさまを信じるなら、神のさばきを免れ、永遠のいのちを受け、イエスまのなさる御業にあづかることができるのです。イエスさまが父なる神さまの権威をもって御父のみこころを行うことができたのは、ご自分からは何もせず、ただ御父のなさることを見、御父から聞いたとおりに行動なさったからです。私たちも、自分の思いではなく、ただイエスさまのなさることを見、イエスさまの語られることを聞き、イエスさまとともに生きるとき、イエスさまのみこころどおりの歩みができるのだ、と示されます。イエスさまのことについては、イエスさまの言動、御霊、聖書が示してくださいます。御霊によって、イエスさまに焦点をあわせて聖書のみことばをじっくり聴こう、と心に決めました。

唄野 隆



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