今日の聖書一日一章からのメッセージです


2017年3月13日(月曜日)

堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                    2サムエル記 5章

「ダビデは、主が彼をイスラエルの王として堅く立て、ご自分の民イスラエルのために、彼の王国を盛んにされたのを知った。」
                   (2サムエル記 5:12)

ダビデは、サムエルに王となるための油注ぎを受けました。しかし、そのときはサウルがイスラエルの王でした。彼はダビデを恐れ彼を殺そうとしましたが、ダビデはサウルが主に立てられた王だと認め、彼に抵抗せず、逃げ回りました。サウルが死んでも、サウルの将軍アブネルがサウルの子イシュ・ボシェテをかついで、サウル王朝は続きました。そのうちアブネルとイシュ・ボシェテが対立し、アブネルがダビデをイスラエルの王とするために動き出しました。しかしダビデの将軍ヨアブに殺されました。イシュ・ボシェテは部下に殺されました。その後、イスラエルの全部族がダビデに、イスラエルの王になってほしいと言ってきました。ダビデは、自分の手を汚さないで、イスラエルの王となりました。その後、ダビデは、なおイスラエルを統一するための戦いを進め、エルサレムを手に入れ、そこを都としました。隣国ツロの王ヒラムは使者を遣わして友好を求めてきて王宮を建ててくれました。決定的なのはペリシテ人にたいする勝利でした。イスラエルは長い間ペリシテ人の支配下に置かれていたので、彼らに勝利して初めてイスラエルは真の独立国となったのです。この勝利は主によるものでした。この歩みの中で、ダビデは、「主が彼をイスラエルの王として堅く立て、ご自分の民イスラエルのために、彼の王国を盛んにされた」ことを確信しました。私たちも、こういう自覚をもつことができる人生を送ることができたら、どんなに幸いなことでしょうか。
 
  唄野隆



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