今日の聖書一日一章からのメッセージです


2018年3月27日(火曜日)

堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                        箴言 13章

「知恵のある者とともに歩む者は知恵を得る。」
            (箴言 13:20)

 この箇所も、「知恵のある子は父の訓戒に従い、あざけるものは叱責を聞かない。」と、父の訓戒に聞き従うことの大切さを語る箴言で始まります。ソロモンは、父の訓戒に従うことの大切さを知りつつ、それがどんなに難しいかを実感していたので、繰り返し繰り返し、“父の訓戒に従え”と勧めたのではないでしょうか。父ダビデの訓戒は主に基づくものでした。主のみことばは聞く者を生かすことばですが、それを教えとして受け取れば、罪人である私にはとても実行できない教えだとわかります。しかし、みことばに従おうとすることによって自分の罪を知り、その私たちのために死んで罪の贖いを成し遂げてくださったイエスさまに導かれ、そのイエスさまを信じるとき、主が私たちを愛し、私たちを生かそうとしてくださっている恵みが心に染み入り、みことばによって生かされるようになります。教えとしてではなく、その奥にある主の愛の語りかけを聞き取りたいものです。そのように主のみことばを聞く者は、ひとのことばを聞くときも、そこに感じられる毒素に反応して荒々しいことばで反撃するのでなく、ことばの奥に主の戒めがないかとよく考えてから応答します。「自分の口を見張る者は自分のいのちを守り、くちびるを大きく開く者には滅びが来る。」というのはそういうことです。心のうわべの欲望にではなく、心の奥の主を慕う思いによって行動する者でありたいと思います。それは、そのように歩んでいる知恵ある者とともに歩むことによって育ちます。私もそういう知恵ある御方とともに歩みたい、と思います。

                           唄野隆



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