今日の聖書一日一章からのメッセージです


2018年3月17日(土曜日)

堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                         箴言 3章

「わが子よ。私の教えを忘れるな。私の命令を心にとめよ。」
              (箴言 3:1)

この章の、知者の子にたいする語りかけから、私たちを愛し祝福の道に導きたいと願っておられる主の愛が伝わってきます。彼は、「わが子よ。私の教えを忘れるな。私の命令を心にとめよ。」、「わが子よ。主のこらしめをないがしろにするな。」、「わが子よ。すぐれた知性と思慮とをよく見張り、これらを見失うな。」と何度も「わが子よ。」と呼びかけ、しつこいほどの熱心さで、“みことばを聞き、主を恐れ、正しい道に歩むように”と語りかけます。そして、“主のみことばを首に巻きつけ、心の板に書き記せ”と勧めます。主のみことばは心に受けるべきもので、壁に貼りつけたり、首に巻きつけたりすることだけで効果があるわけではありませんが、そのような努力の積み重ねはみことばが心に響く備えになります。私たちの一日一章も、その備えのひとつです。どんなやり方ででも、みことばを聞き、主の語りかけを聞く備えをしていきたいものです。何よりも大事なのは、「心を尽くして主により頼め。自分の悟りに頼るな。あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。」という勧めに従うことです。私たちは、何か事があると、あわてて、自分の判断で反応しますが、一歩とどまって、主を仰ぎ、主のみことばを待ってその出来事に示されている主のみこころに応答するように知者は勧めてくれています。そのとき、私たちは主の隠されたみこころに気づき、主に感謝し、主を賛美する道に導かれます。その道は平安を与え、祝福に満ちたものになる、と知者は言います。「私もその道に導いてください。」と祈ります。

                           唄野隆



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