今日の聖書一日一章からのメッセージです


2018年3月13日(火曜日)

堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                       詩篇 149篇

「ハレルヤ。主に新しい歌を歌え。聖徒の集まりで主への賛美を。」
            (詩篇 149:1)

私たちは、信仰の歩みの中で何か新しい経験をしたときなど、よく知っている賛美歌でも新しい歌のような感動をもって賛美します。その喜びを共にできる仲間と一緒に賛美するときはさらに大きな喜びを味わいます。詩人はそういう賛美に私たちを招いているのです。彼はこの賛美の根拠を、「イスラエルは、おのれの造り主にあって喜べ。シオンの子らは、おのれの王にあて喜べ。」と歌いました。天地万物は造り主をほめたたえています。私たちも天地の創造主を賛美します。しかし、主が自分を造ってくださったことを正しく賛美しているか、と問われます。他の人と比べて、高慢になったり、自己嫌悪に陥ったりすることが多いのではないでしょうか。しかし、主を見上げ、主が愛をもって、ご自身のかたちに私を造ってくださったと知るとき(創世記1:27)、造り主を喜び賛美するようになります。また、主が罪人の私を救い、敵から守り、平和を与え、生きる目標を示してくださる王であると知ると、主の御手の下で歩む生活を楽しむことができます。そのことに気づくとき、私たちも「新しい歌」を主に歌います。その賛美を信仰の友と心を合わせて賛美するのは何にもまして大きな喜びです。晴れがましいところでも、床の上でも、どこででも賛美したいものです。 “口に賛美を、手には剣を”と歌われていますが、詩人は、主の救いは正義のさばきとともにあることを知り、そのさばきの業にあづかることを求めたのでしょう。私たちはイエスさまの救いの証の御業にあづかり、罪と死に勝利することを願って賛美します。

                           唄野隆



top