今日の聖書一日一章からのメッセージです



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                      イザヤ書 11章

「その日、エッサイの根は、国々の民の旗として立ち、国々は彼を求め、彼のいこう所は栄光に輝く。」
          (イザヤ書 11:10)
 
 主は、アッシリヤを用いて、さばきを行われました。そのさばきで、ユダも、林の茂みが切り倒されるように、倒されました。しかし“そこに根株が残される、エッサイの子ダビデの家が傷ついて残る”とイザヤは語ります。昔の栄光に満ちた立派な木ではありませんが、“その切り倒された根株から新芽が生え、若枝が実を結ぶ、その上に主の霊が止まる、彼は主を知り、主を恐れることを教える”と語り、打たれたユダに救い主が送られることを預言します。主の憐れみです。イザヤは続けて“世界はその方に服する、その御方の下では、狼が子羊とともに宿り、子牛、若獅子、肥えた家畜がともにいて、小さい子どもがこれを追っていくような平和が実現する“と宣言しました。そして、さらに、「わたしの聖なる山のどこにおいても、これらは害を加えず、そこなわない。主を恐れることが、海をおおう水のように、地を満たすからである。」と良きおとずれを告げました。自分のことを第一にするところには争いが絶えませんが、主を恐れるところには平和があります。その救い主は平和をもたらすだけでなく、罪のゆえに散らされた主の民を世界の各地から買い戻されます。そのとき、それまで仲たがいをしていたエフライムとユダも和解し、周辺諸国も彼らに従います。この救いは後にイエス・キリストにおいて実現しました。エッサイの根はイエス・キリストなのです。「私もイエスさまを信じます。この平和の実現にあづからせてください。」と祈りました。

                           唄野隆



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