今日の聖書一日一章からのメッセージです
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 詩篇 43 「どうか、あなたの光とまことを送り、私を導いてください。あなたの聖なる山、あなたのお住まいに向かってそれらが、私を連れて行きますように。」 (詩篇 43:3) この詩篇は前の42篇の第3部に当たると考えてよいでしょう。詩人は、苦しみの中で、昔の幸いな日々を思い返し、主の御前に出、主を礼拝したいとの願いを訴えながら、自分の過去の罪を思い出し、そのために今の苦しみがあると感じ、絶望し、その中から主を見上げ、救いを求めて祈り、“敵が私をそしり「お前の神はどこにいるか。」と一日中、私を責めます”と訴えました。そう祈っているうちに、詩人の目は主の恵みに向かい、信仰が芽生え、育ってきたようです。今日の43篇では、彼は、積極的に、主の救いを祈り求めます。「神よ。私のためにさばいてください。私の訴えを取り上げ、神を恐れない民の言い分を退けてください。」そして「あなたは私の神であられるからです。」と信仰を告白し、「あなたは私を拒まれるのですか。」と訴え、「どうか、あなたの光とまことを送り、私を導いてください。あなたの聖なる山、あなたのお住まいに向かってそれらが、私を連れて行きますように。」と願いました。そして「こうして、私は神の祭壇、私の最も喜びとする神のみもとに行き、立琴に合わせて、あなたをほめたたえましょう。神よ。私の神よ。」と主に賛美をささげました。そのとき彼は、儀式として神に礼拝をささげたのではなく、親密な神との交わりを求めていたのです(42:1,2)。「私もそのような礼拝をささげたいのです。主よ。お導きください。」と祈りました。 唄野隆 |