今日の聖書一日一章からのメッセージです



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     2列王記 24章

「その後、ゼデキヤはバビロンの王に反逆した。」
                    (2列王記 24:20)

ヨシヤがエジプトの王パロ・ネコと戦って死んだとき、ユダは、ヨシヤの子、エホアハズを王としましたが、パロ・ネコは、彼をエジプトに連れ去り、エホヤキムを王にしました。彼はエジプトに従い、多額の金・銀をエジプトに納めて、独立を許されましたが、王になって3年目にバビロンの王ネブカデネザルが攻め上ってきました。エホヤキムは降伏し、バビロンの支配下で独立を許されましたが、その後、バビロンに反逆しました。すると、ユダ周辺の国々の略奪隊がユダに攻め込んできて、ユダの人々を苦しめました。まもなく、ネブカデネザルのバビロン軍も攻め上ってきました。そのときエホヤキムが死に、エホヤキンが王となりました。彼はバビロン王ネブカデネザルに降伏し、家族や臣下jの者たちとともに、バビロンに連れ去られました。しかし、彼らの子孫は70年の後、捕囚を解かれ、エルサレムに帰ります。バビロン王は、エホヤキンを廃し、彼の叔父ゼデキヤを王としましたが、しばらく後にゼデキヤはバビロンに背きました。そしてユダの滅亡の時が来ます。ユダは、時の支配的勢力への屈服と反逆を繰り返し、その不真実が滅びを招きました。それは、根っこのところにある主への不真実に基くものであり、その不信実が主のさばきを招いたのです。主のさばきを受け入れず反逆して自分を守ろうとした者たちが滅びを招き、降伏してさばきに身を委ねた者に主の民の根が残ったことが示されていますが、お前はわたしにたいして真実であるか、わたしに身を委ねるか、と問われる主の御声が聞こえる思いがします。

唄野隆



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