今日の聖書一日一章からのメッセージです
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 1列王記 15章 「しかし、ダビデに免じて、彼の神、主は、エルサレムにおいて彼に一つのともしびを与え、彼の跡をつぐ子を起こし、エルサレムを堅く立てられた。」 (列王記1 15:4) ユダのレハブアム王、イスラエルのヤロブアム王の下で、両国の対立は続きました。ユダではレハブアムが死に、その子アビヤムが後を継ぎました。彼は父と同じように、主を尊びませんでしたが、主は、ダビデに免じて、彼に後継ぎを与え、エルサレムを堅く立たされました。アビヤムは2年で死に、アサが後を継ぎました。アサは、ダビデのように主を愛し主に従いました。彼は偶像を一掃し、母が偶像をつくったとき彼女を王母の位から退けました。彼の王座は41年間つづきました。イスラエルでは、ヤロブアムの子ナダブが王になりましたが、2年後、バシャが謀反を起こし、ナダブを殺し、ヤロブアム家の者を絶滅しました。預言者アヒヤの預言どおりでした(1列王14:10)。バシャとアサの間にはずっと争いがありました。イスラエルの方が強大でしたが、ユダを圧迫するための要塞建設の資材がユダの手にわたり、ユダ防衛の町々が建てられました。これは、アサの巧妙な外交政策のもたらしたもののように見えますが、その企ては、主によらず、人間の知恵と財による不純で不信仰なものでした。しかし、主はそれをも用いて、ユダを守られました。それは、「ダビデに免じて」のことでした。ダビデは主に忠実に歩みましたし、ダビデの王座は長く続く、と主はダビデに約束されていたのです(2サムL:12)。主は、祝福でも、呪いにおいても、お約束に忠実なご真実なお方です。 唄野隆 |