27日のメッセージ

２０２１年９月２７日（月曜日）

堺大浜キリスト教会聖書一日一章

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イザヤ書　４３章

「だが今、主はこういわれる。・・・『恐れるな。わたしがあなたを贖ったからだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたは、わたしのもの。』」
　　　　　　　　（イザヤ書　４３：１）

　主はイスラエルの造り主、彼らが罪人であっても彼らを贖い、ともに歩んで「あなたはわたしのもの」と言ってくださる御方でした。主は、私たちにも、同じことばをかけてくださっています。なんという幸いでしょうか。ですから、私たちも、水の中を過ぎるときも流されず、火の中を歩んでも焼かれません。主が私の神だからです。この主が「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」と言ってくださるのです。心が躍ります。主はご自分の民を大事にされるので、そのためにはどんな犠牲をはらうこともいとわれません。イスラエルのためには、当時の世界で大国であったエジプトや、クシュ、セバなどを代わりにしても良い、と言われるのです。彼らを軽んじ、彼らを捨てるという意味ではなく、イスラエルをそれほどまでに愛しているという意味です。主はこれほどの愛をもって、私たちを、そうです、私を愛してくださっているのだ、と聴き、感謝し、賛美し、主の愛に応え、自分のすべてをささげて主にお応えしようと思います。しかし、私たちは自己中心で、主の愛がわからず、自分の欲望や利益に目をむけます。そのとき、不安や恐れを覚え、また苦しみます。しかし、それも、主に立ち返り、主の愛と、不信の者をも救いに導かれる主のお取り扱いを悟り知って、主を証しする主の証人となるためです。それこそ主のなさる新しいことです。主の御名はほむべきかな！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　唄野隆