今日の聖書一日一章からのメッセージです



2021年9月25日(土曜日)

堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                     イザヤ書 41章

「恐れるな。虫けらのヤコブ、イスラエルの人々。わたしがあなたを助ける。― 主のことば ― あなたを贖う者はイスラエルの聖なる者。」
         (イザヤ書 41:14)

 イザヤは主が歴史の主権者だと語ります。イザヤ時代の世界では、東にアッシリヤが起こり、西に進出し、国々を征服して、世界帝国を樹立しました。人々はそれをアッシリヤの力によると思っていましたが、主は、「だれが、最初から代々の人々に呼びかけて これらをなし、これらを行ったのか。主であるわたしだ。わたしは初めであり、また終わりとともにある。わたしがそれだ」と主が主権を持っておられることを宣言されました。そして、イスラエルに向かって言われました。「わたしは、あなたを地の果てから連れ出し、地の隅々から呼び出して言った。『あなたは、わたしのしもべ。わたしはあなたを選んで、退けなかった』と。」歴史を支配しておられる主がイスラエルを選び、その先祖アブラハムをカルデヤのウルから導き出し、捕囚のイスラエルをエジプトからカナンの地に連れて来て、そこに彼らを植え付けられたのです。そして、「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。・・・あなたと戦う者たちは、全く無いもののようになってしまう」と言われました。イスラエルが立派だったからでも強大だったからでもありません。彼らは「虫けらのヤコブ」に過ぎませんでした。しかし主が守ってくださるとき彼らは強く立つことができるのです。私たちもそうです。私たちは罪人です。しかし、主は、イエスさまによって、私たちを贖い、救い、神の子としてくださるのです。ただ主に拠りすがって歩むのみです。
                          唄野隆



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