今日の聖書一日一章からのメッセージです
2021年9月18日(土曜日) 堺大浜キリスト教会聖書一日一章 イザヤ書 34章 「主の書物を調べて読め。これらのもののうち、どれも失われていない。それぞれ自分の伴侶を欠くものはない。それは、主の口がこれを命じ、主の御霊がこれらを集めたからである。」 (イザヤ書 34:16) 34章は世界のさばき、これに続く35章はその後にくる世界の救いの預言です。「国々よ、近づいて聞け。諸国の民よ、耳を傾けよ。地とそこに満ちているものよ、聞け。世界とそこから生え出たすべてのものよ」と、世界のすべての民、地上のすべての造られたものに呼びかけ、全世界の軍勢が滅ぼされ、天変地異が起こる、と全世界を覆う主のさばきの預言が語られます。そして、特にエドムにたいする厳しいさばきが宣告されます。エドムは、その先祖がエサウ、イスラエルの先祖ヤコブの兄でしたから、イスラエルとは近い関係にあります。ところが代々、イスラエルに敵対しました。そのエドムを主が打たれ、「主の復讐」だと言われています。イスラエルにたいする主の愛の裏返しとでも言いましょうか。それだけ深く主がイスラエルを愛しておられたのです。主のなさり方は不公平だと第三者的に見るのでなく、その愛が、今日、私に向けられている、と主の愛を受ける者の立場で聞くべきメッセージです。その後に続く、「主の書物を調べて読め。これらのもののうち、どれも失われていない。それぞれ自分の伴侶を欠くものはない。それは、主の口がこれを命じ、主の御霊がこれらを集めたからである」というみことばが心に迫ります。聖書は、主が私を愛してくださっていることを語り、それがとこしえに変わらぬ主の定めであることを保障してくださっているのです。感謝です。 唄野隆 |