今日の聖書一日一章からのメッセージです
2021年9月13日(月曜日) 堺大浜キリスト教会聖書一日一章 イザヤ書 29章 「その日、耳の聞こえない人が、書物のことばを聞き、目の見えない人の目が、暗黒と闇から物を見る。」 (イザヤ書 29:18) 災いの預言が続きます。1節のアリエル(神の炉)はエルサレムのことです。エルサレムのさばきが語られているのです。外国の軍隊がエルサレムを包囲し、エルサレムは死人のようになります。その外国軍も突然、籾殻のように吹き飛ばされます。さばきは外国の軍隊によって実行されますが、本当のさばき主は主なのだということが明らかになります。そのさばきは、ユダの指導者や預言者たちが、酔っ払いのようにふらつき、眠りこけてしまうことから来ます。主が彼らの目を閉じ、悟りを失わせられるのです。主が語られたことばは文書になって残されていましたが、眠りの霊に捕らえられた者にとっては封じられた書物、何もわかりません。それは、彼らが口先だけで主をあがめ、心は自己中心、主から遠く離れていたからです。しかし、主が彼らを訪れ、彼らが主の名を聖とし、主を恐れるようになるとき、彼らの目が開かれ、耳が聞こえるようになり、へりくだって主の御前に出、主を喜ぶようになります。私たちも、かつては、聖書を読んでもまったくちんぷんかんぷんでした。主が目を開いてくださり、イエスさまに出会うまでは。しかし、今も、自分の世界に逆戻りして、自分の本心を隠し、自分の願いに主を従わせようとする誘惑はいつも目の前にあります。それに従えば、神の炉で焼かれてしまいます。「主の前にへりくだり、自分のすべてを主にさらけ出して、主にすがり、主の祝福にあづかる道を歩み続けさせてください。」と祈りました。 唄野隆 |