聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 ゼパニヤ書 2章 「この国のすべてのへりくだる者よ。主を尋ね求めよ。義を求めよ。柔和を求めよ。」 (ゼパニヤ書 2:3) ゼパニヤは、「恥知らずの国民よ。こぞって集まれ。・・・主の燃える怒りが、まだあなたがたを襲わないうちに。・・・主を尋ね求めよ。」と悔い改めを迫りました。この呼びかけは、イスラエルに対する語りかけですが、いつの時代、いずれの人にも当てはまります。主は、私たちの罪をさばかれますが、その前に悔い改めの機会を与え、私たちが悔い改めて救いを得ることを強く願っておられるのです。感謝して、悔い改めに励もうと思います。ゼパニヤは、続いて、ペリシテ人それからモアブ、アモン、さらにクシュ人、アッシリヤに、主のさばきを告げます。ぺリシテ人は代々イスラエルの強敵であった民ですが、主が彼らを打ち、イスラエルの捕らわれ人を連れ帰りペリシテ人の地に住まわせる、と言われます。まだイスラエルの捕囚が始まっていないときに、イスラエルの残りの者が捕囚となり、帰って来ることが預言されているのです。主は未来をも支配しておられる御方です。モアブ、アモンにも同じようなさばきが告げられますが、それは彼らが主の民イスラエルと同族であったのに、彼らをそしったから、また彼らの高慢ゆえだ、とさばきの理由が語られます。さらに当時、世界の強国であったクシュ人、アッシリヤにたいしても、彼らの「私だけは特別だ。」と言うおごりと高ぶりのゆえに彼らをさばく、と告げられます。自己満足と高慢は滅びに先立ちます。機会が与えられている間にへりくだって悔い改め、主の御許に立ち返ろう、と思います。 唄野隆 |