聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 ゼカリヤ書 12章 「この地はあの氏族もこの氏族もひとり嘆く。ダビデの家の氏族はひとり嘆き、その妻たちもひとり嘆く。」 (ゼカリヤ書 12:12) 「その日」の預言です。「その日」とは終わりの日のことです。主は終わりの日のことを告知されます。それは、「天を張り、地の基を定め、人の霊をその中に造られた方、主のみ告げ」です。天地万物を造られたお方が、その終わりの日について語られるのです。その日、全世界の諸勢力が一つになってエルサレムに攻め寄せます。しかし、エルサレムは、「まわりのすべての国々をよろめかす杯」となります。エルサレムを飲み込む者は酔っ払ってふらふらになります。彼らにとって、エルサレムは「重い石」となり、担ぐ者はひどい傷を受けます。エルサレムに攻め寄せる諸国の大軍勢は主の介入によって方向を見失い、ユダの首長たちは、麦束の中のたいまつのように、まわりのすべての国々の民を焼き尽くします。エルサレムの力は彼らの力ではなく、彼らの神、主にある、ということがはっきりわかります。エルサレムに攻め寄せた大軍は焼き尽くされ、エルサレムはもとのままに残ります。その勝利はだれかが独占するものでなく、エルサレムの栄誉はユダ以上のものになりません。皆、主の勝利を喜び、主を賛美します。そして、そのとき、自分たちの罪を自覚し、悲しみ嘆きます。自分たちが突き刺した方を仰ぎ見て嘆きます。主が遣わされたイエスさまを無視し、殺してしまった罪に気づくのです。みんなで嘆くのでなく、それぞれが自分の罪を知って、ひとり嘆くのです。それがすべての人に及びます。真のリバイバルが来るのです。新しいはじまりです。 唄野隆 |