聖書一日一章メッセージ集



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                      マラキ書 4章

「しかし、わたしの名を恐れるあなたがたには、・・・。」
                      (マラキ書 4:2)

 マラキは「見よ。その日が来る。かまどのように燃えながら。」と終わりの日の到来を告げます。それは、すべての高ぶる者、悪を行う者を焼き尽くすさばきの日です。だれがその火に耐えることができるでしょうか。「しかし、わたしの名を恐れるあなたがたには、義の太陽が上り、その翼には、癒しがある。」と主は言われます。高ぶって自分を頼む者や、悪を行う者はすべて滅ぼされますが、主を恐れ、主によりすがる者たちは、救いを得て、喜び踊り、すべての敵を踏みつける、と主にある勝利を約束されます。前の章でも、「そのとき、主を恐れる者たちが互いに語り合った。主は耳を傾けて、これを聞かれた。」と言われていました。その日は、不信の者、悪しき者には恐るべきさばきの日ですが、主を畏れ信じる者には、主と深く交わり、主にある交わりを楽しむ日となるのです。その日を迎えるための備えは、「あなたがたは、わたしのしもべモーセの律法を記憶せよ。」と言われているように、主のみことばをしっかり聞くことです。今の私たちにとっては、毎朝のデボーション、週の初めの日の礼拝を大切にし、その時々に聞くみことばを、日々の生活に実を結ぶまでしっかりと受けることです。主は、また、「見よ。わたしは、主の大いなる恐ろしい日が来る前に、預言者エリヤをあなたがたに遣わす。」と言われます。エリヤは「父の心を子に向けさせ、子の心をその父に向けさせ」ます。悔改めに導いてくれるのです。主は、みことばを与え、悔改めに導き、私たちにその日を迎える備えを与えてくださるのです。

唄野隆



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