聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 エレミヤ書 33章 「その日、その時、私はダビデのために正義の若枝を芽生えさせる。」 (エレミヤ書 33:15) 主は、バビロン軍がユダに攻め寄せてきたとき、王の監視の庭に閉じ込められていたエレミヤを通して、ユダの民に、「わたしを呼べ。そうすれば、わたしは、あなたに答え、あなたの知らない、理解を超えた大いなる事を、あなたに告げよう。」と語りかけられました。そして、“ユダはカルデヤ人、つまりバビロン軍と戦おうとするが打ち破られ、エルサレムは廃墟とされ、民はバビロンに連れ去られる、しかし、主はユダの民とイスラエルの民をバビロンから連れ帰り、彼らを回復する、彼らの罪を赦し、咎をきよめる、エルサレムは主の喜びとなる、そこで人々は主を賛美し喜び歌う、町々村々も繁栄を喜ぶ、主がダビデのために立てられる正義の若枝が芽生え、彼が公義と正義を行うとき、その救いが実現する”と言われました。この預言は、エルサレムの陥落から70年後、捕囚の民がクロス王の勅令によって解放され、捕囚の地を離れ、エルサレムに帰ったときに実現しました。しかし、その完全な実現はイエスさまが主となられたときに経験できることです。そのとき、二つに分裂したユダとイスラエルも一つの民として回復されます。私たち異邦人も主の民とされます。イエスさまを唯一の主と崇め、イエスさまに罪を赦され、きよい者としていただき、イエスさまと一体化する交わりに入れていただき、主にあるすべての民と一つとされる喜びを満喫することができるのです。感謝です。そこにいたる鍵はイエスさまを主とするところにあります。私も「イエスさま。あなたは私の救い主、私の主です。」と告白し祈ります。 唄野隆 |