聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 エレミヤ書 13章 「ああ。エルサレムよ。あなたはいつまでたっても、きよめられないのか。」 (エレミヤ書 13:27) 主はエレミヤに、亜麻布の帯を買って腰に巻けと告げ、今度はその帯をユーフラテス川の岩の割れ目に隠せと命じ、しばらくたってその帯を取り出せと言われました。エレミヤがそのとおりすると帯は腐っていました。そこで、主は、エレミヤを通して、“主はイスラエルをご自身に結びつけようとしたが、彼らは主に聞き従わず腐ってしまった、彼らは捨てられる、北の国に攻め滅ぼされ、王も王母も、民も捕囚の民として連れ去られる”と厳しいさばきを告げられました。その預言を伝えるように命じられたイスラエルは、主のみことばを聞いても、そんなことは皆わかかっていると嘯いて、まったく聞こうとしない高慢で頑なな民でした。聞こうともしない民に彼らの嫌がることを語れ、と命じられたエレミヤは、どんなに悲しかったことでしょうか。しかしその嘆きは主の御悲しみを反映しているのです。主に召されてみことばを語る人は、実は、このような厳しいつとめに任じられているのです。こういう人のために本気で祈り支えることの必要を感じます。エレミヤは、命じられたとおりに、イスラエルを責めましたが、彼らは悔い改めないと知らされていました。罪人はどこまでいっても罪人です。彼が良い方に変わることは期待できません。しかし、イエスさまを信じる者には、死んで新しく生まれ変わる救いが備えられています(2コリント5:17)。「イエスさまを信じて主に身をおゆだねします。この罪人を新しく造り変えてください。」と祈りました。 唄野隆 |