聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 エレミヤ書 3章 「『背信の子らよ。帰れ。わたしがあなたがたの背信をいやそう。』『今、私たちはあなたのもとに参ります。あなたこそ、私たちの神、主だからです』。」 (エレミヤ書 3:22) 背信のイスラエルとユダに対する主の悔い改めへの招きです。“離婚し出て行って他人の妻となった女が、落ちぶれて生活できなくなったので、元の夫に、いつまでも怒っているのか、元の生活に戻ろう、などと言えるだろうか、しかしそれが主の民イスラエルとユダのしていることだ、彼らは夫であった主を捨て、偶像を愛人として淫行を行い、そういう生き方がもとで国が衰え外国の圧迫を受けるようになると、主に向かって「あなたは私の若い頃の連れ合いです。いつまでも怒られるのですか。」と当然のように救いを求めてくる、そしてなおも淫行を行っている”と、厳しくイスラエルとユダの背信を責められます。しかしその背信の民に向かって、主は、「背信の女イスラエル。帰れ。・・・わたしはあなたがたをしからない。わたしは恵み深いから。」と呼びかけられます。なんという主の憐れみでしょうか。“そのような愛が注がれるからこそ私たちは救われるのだ、そうでなければとても救われるものではない”としみじみ思います。そのとき、主は続けて、「ただ、あなたは自分の咎を知れ。」と言われました。私たちにできることは、自分で自分の罪をきよめることではなく、自分の罪を認め、悔い改めて主の御許に立ちかえり、主の御手にすべてをお任せすることなのです。そのとき、主は、古い私を殺し、新しく、イエスさまにあるきよいいのちに生かしてくださるのです。感謝です。 唄野隆 |