聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 ホセア書 14章 「イスラエルよ。あなたの神、主に立ち返れ。あなたの不義がつまづきのもとであったからだ。」 (ホセア書 14:1) ホセア書の最後は悔い改めの勧めです。「イスラエルよ。あなたの神、主に立ち返れ。あなたの不義がつまづきのもとであったからだ。」に始まる勧めは悔い改めのモデルです。まず今までの自己中心で偶像を追い求める歩みから方向転換して主に立ち返れ、と勧めます。悔い改めとは主への方向転換です。そして「すべての不義を赦して、良いものを受け入れてください。」と祈ります。罪を告白し、赦しを求めるのです。つづけて「私たちはくちびるの果実をささげます。」罪が赦されたことを信じ、主の恵みと偉大さを賛美するのです。「アッシリヤは私たちを救えません。私たちはもう、馬にも乗らず、自分たちの手で造ったものに『自分たちの神』とは言いません。」とむなしいものから離れると決心し、「みなしごが愛されるのはあなたによってだけです。」と主に対する愛と信頼を告白します。このように主の御許に立ち返る者に、主は答えてくださいます。「わたしは彼らの背信をいやし、喜んでこれを愛する。・・・わたしはイスラエルには露のようになる。彼はゆりのように花咲き、ポプラのように根を張る。・・・エフライムよ。もう、わたしは偶像と何のかかわりもない。わたしが答え、わたしが世話をする。・・・」彼らの罪が緋のように赤くても、赦し、きよめ、雪よりも白くし、母が幼子を愛するように愛してくださるのです。感謝です。最後は、その恵みを自分のものとするために知恵を得て悟れ、という勧めです。どうお答えするか、が問われます。 唄野隆 |