聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 エゼキエル書 48章 「その日からこの町の名は、『主はここにおられる。』と呼ばれる。」 (エゼキエル書 48:35) この章は、47章の後半から続く、イスラエルにたいする土地の割り当ての預言です。北はハマテ、南はメリバテ・カデシュの川に及びます。東はヨルダン川、西は地中海です。その細長い地を輪切りにして、北から、ダン、アシェル、ナフタリ、マナセ、エフライム、ルベン、ユダに配分され、ユダの配分地の南に、主への奉納地が置かれます。各部族の配分地の倍の幅で、その中央に聖所があり、聖所に接して祭司たちの居住地が置かれ、それに接してレビ人たちの配分地がきます。奉納地の南に公用地が置かれます。奉納地の両側は君主に配分されます。それから南にベニヤミン、シメオン、イッサカル、ゼブルン、ガドの配分地が続きます。新しいイスラエルは、聖所、つまり主を中心にして生活するのです。私たちも、主を中心にして生きるとき、本当の意味で生きることができるのです。奉納地に建てられる町は東西南北4,500キュビトづつの正方形で、東西南北に門があり、それぞれにイスラエル12部族の名が記されます。そして、その町は「主はここにおられる。」と呼ばれます。新しいイスラエルは主を中心とする一つの共同体を形成し、その共同体の中に主ご自身が住んでくださるのです。これこそ、イエスさまによって救われた者の受ける幸いです。イエスさまを信じた者の中にはイエスさまが住んでくださいます(コロサイ1:27)。主の教会にはイエスさまがおられます(エペソ1:23)。そして、私たちは、主が人と共に住んでくださる都を待ち望んでいるのです(黙示録21:3)。感謝し御名を崇めます。 唄野隆 |