聖書一日一章メッセージ集



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                   エゼキエル書 33章

「わたしは決して悪者の死を喜ばない。かえって、悪者がその態度を悔い改めて、生きることを喜ぶ。悔い改めよ。悪の道から立ち返れ。」
 (エゼキエル書 33:11)

 主は“エゼキエルをイスラエルの見張り人にする、見張り人は主から示されたことを民に示さなければならない、民が聞いても聞かず滅びを招けばそれは彼らの責任だが、見張り人が主のみことばを伝えず民が滅びたなら見張り人が責任を負わなければならない”と言われました。主はイスラエルの罪を悲しみ怒られましたが、その御思いは「わたしは決して悪者の死を喜ばない。かえって、悪者がその態度を悔い改めて、生きることを喜ぶ。悔い改めよ。悪の道から立ち返れ。イスラエルの家よ。なぜ、あなたがたは死のうとするのか。」というみことばにあふれ出ています。聞いて感動し、「罪を悔い改め、主を信じ、みことばに従って生きます。御霊さま。お助けください。」と祈りました。エゼキエルは、続いて、“昔、正しかったか悪かったかではなく、今、主の前に正しく歩んでいるかどうかが問題だ”と語り、エルサレムの陥落を告げる人々が来たとき、“エルサレムは罪を犯しても悔い改めず、アブラハムは一人で約束の地を所有したが、自分たちは多いのにこの土地だけしかない、と文句を言っている、自分たちは罪を犯してその土地の所有を主張する権利など失っていることをわきまえ知れ”と責め、みことばを聞きたいと集まって来る者たちも、“悔い改めず、聞くだけで実行しようとしない、聞いて行え”と強く迫りました。彼は、悔い改めないユダの中で、見張り人としてのつとめを果たし、彼らの中に「ひとりの預言者がいたこと」を示したのです。

                            唄野隆



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