聖書一日一章メッセージ集
聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 エゼキエル書 １２章 「人の子よ。あなたは反逆の家の中に住んでいる。彼らは反逆の家だから、見る目があるのに見ず、聞く耳があるのに聞こうとしない。」 （エゼキエル書 １２：２） 主はイスラエルに語り続けてくださいましたが、彼らは聞こうとしませんでした。その結果、イスラエルは滅び、ユダもバビロンに降伏し、多くの者が捕囚になりました。それでも、彼らは主のみことばを聞こうとしませんでした。それで、主は、エゼキエルに、ユダの捕囚の民に、行動で語りかけさせられました。彼らの目の前で、エゼキエルに、荷物を整え、壁に穴を開け、そこから出て、うなだれながら、他の場所に移れ、と命じ、捕囚に連れ去られる者の姿を見せられたのです。そして、そのときはまだ残されていたエルサレムがやがて滅ぼされ、王や地位のある人々は捕囚としてバビロンに連れ去られ、兵と民は殺され追い散らされる、と告げられました。また、エゼキエルに、震えながらパンを食べ、こわごわ水を飲むしぐさをさせて、エルサレムの荒廃を告げさせられました。そして、そのさばきの日は延ばされるという偽りの幻や占いを退け、もうそのさばきが延ばされることはない、と宣言させられました。そして、“そのさばきが実現するとき、彼らは主こそ主であり、そのみことばは真実であることを知るであろう”と言われました。主は、どんなことをしても、主ご自身を知り、主のみことばを聞いて救いを受けるように働きかけてくださるのです。主が語りかけられるとき、それを聴かず無視する反逆者にも、行動をもってでも聞くように働きかけてくださるのです。「悔い改めて、すなおにみことばを聞きます。主よ。お語りください。」と祈りました。 唄野隆 |
