聖書一日一章メッセージ集



堺大浜キリスト教会聖書一日一章

                      ダニエル書 7章

「しかし、それは年を経た方の来られるまでであって、いと高き方の聖徒たちのために、さばきが行われ、聖徒たちが国を受け継ぐ時が来た。」
                    (ダニエル書 7:22)

 ベルシャツアルがバビロンの王座に着いたとき、ダニエルは夢で一つの幻を見ました。大海から4頭の獣が現れる幻です。第一の獣は獅子の頭と鷲の翼をもち、第二の獣は熊に似ていて、第三の獣はひょうのよう、第四の獣は鉄の牙をもち十の角と小さなもう一本の角を持っていました。その後、年を経た方が王座に着き、さばきが行われ、人の子のような方が年を経た方の御前に導かれて永遠の王座に着かれます。“バビロン、メデイヤ・ペルシャ、ギリシャ、ローマが次々に世界の覇者となるが、やがて主のさばきがあり、みな滅ぼされて神が主権者であることが明らかになる、そして、人の子、イエス・キリストが神から主権を委ねられて、永遠に世界を治められる”ということを示しているようです。その中で、第四の獣の小さな角が聖徒たちに戦いを挑んで彼らに勝ったが、「それは年を経た方の来られるまでであって、いと高き方の聖徒たちのために、さばきが行われ、聖徒たちが国を受け継ぐ時が来た。」というみことばが心に響きます。ローマ帝国の皇帝礼拝強要、以来、私たちは、神ならぬものを神のように崇めることを強いられ、そうしなければ迫害、すくなくとも変わり者扱いされるが、それもイエスさまの主権が確立し、聖徒たちが世を受け継ぐときまでだ、と聞きました。「その日を待ち望みつつ、主への真実を全うしたい。そのように導いてください。御霊さま。」と祈りました。

                            唄野隆



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