聖書一日一章メッセージ集


堺大浜キリスト教会聖書一日一章

「また、だれをもそしらず、争わず、柔和で、すべての人に優しい態度を示す者とならせなさい。」(テトス3:2)

 今日の第3章でテトスへの手紙は終わりです。
 まず、その1節と2節では、パウロが、テトスに、クレテのクリスチャンたちに与えるべき指示を教えています。次に、3節から8節では、イエス様を信じて救われた者がなぜ良いわざに励むべきかということが語られています。9節から11節でも示唆されているように、せっかく救いの恵みに与り、聖霊を豊かに注がれていても、良いわざに励むのではなく、御心に反することに耽っているならば、自分自身を神様の恵みから遠ざけることになるというのです。私たちもせっかく豊かに与えられている恵みを無駄にしてしまうことのないように、良いわざに励ませていただきましょう。
 良いわざの中身として、1節では従順であることなどが挙げられています。3節を参照すると、不従順で、反抗的であることや、積極的に良いわざに励もうとしないこと、それが良いことであってもなるべくしないで済まそうとすることは愚かなことであるということがわかります。確かによく考えてみれば、そうして、良いわざを避けた、その分の時間とエネルギーで何ができたかというと、特に何もなく、むしろ罪を犯す機会となっただけでしかなかったという場合すらあるのではないでしょうか。
 2節の「だれをもそしらず」という言葉は、実は問題は相手ではなく、「そしる」ということをする自分自身だということを示しています。私たち自身が寛容に欠けたり、内側に怒りを持っていたりすることが、私たち自身が問題だというのです。そのような自分は自分でどうすることもできませんが、だからこそ神様により頼む、そして、神様が自分を変えて行って下さることを経験する、それが神様を信じて生きるということなのです。
 
中谷建晴



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