聖書一日一章メッセージ集


堺大浜キリスト教会聖書一日一章

「終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。」(2テモテ3:1)

 今日の第二テモテ3章の前半1節から9節は、世の終わりの時についてパウロがテモテに与えた警告です。しかし、2節から9節で述べられているような事態は何も世の終わりの時代に限ったことではありませんので、どうやら世の終わりにはそこで述べられているような事態がますます顕著なものとして現れて来るということが言われているようです。いずれにせよ、段々、世の中はよくなって行くという考えとは逆のことがここでは言われているわけです。つまり、科学技術という面では進歩があったとしても、霊的な事柄においてはどんどん困難が増して来る、信仰を持って生きることは難しくなって行くということがここでは言われているわけです。ですからもし、やがてはもう少し状況もよくなるだろうから、その時には、自分も信仰を持つことができるだろう、自分も信仰に堅く立つことができるようになるだろうと思っているとしたらそれは大きな間違いなのです。反対に状況はどんどん難しくなって行くというのですから、今が信仰を持ったり、あるいは、はっきりと信仰に立つことが最もしやすい時なのです。ですから今、そのような信仰の決断をさせていただこうではありませんか。
 2節から始まる、世の終わりに人々がどうなるかということのリストの真っ先に挙げられているのは、自分を愛する者になる、ということです。私たちはどうでしょうか。「恵まれるからこの集会には来るけれども、恵まれないからあの集会には行かない」みたいな宗教的な言葉遣いをしながらも、実の所は、自分にとってどうかということを第一にしているようなことは、実は自分を愛する者そのものに止まっていることは、にもかからず、自分ではそのことに気がつかないままになっているというようなことはないでしょうか。

中谷建晴



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