聖書一日一章メッセージ集


堺大浜キリスト教会聖書一日一章

「自分自身にも、教える事にも、よく気をつけなさい。あくまでそれを続けなさい。」(1テモテ4:16)

 今日のテモテへの手紙第一4章では、パウロがテモテに教会の指導者として心がけるべきことを教えようとしています。
 1節から5節は、異端的な教えについての警告ですが、教会にはそのような戦いがつきものなのです。ですから、ただ仲良く、争い事がないようにすることが大切なのではなく、戦うべき戦いを見極め、戦い抜くことも教会を建て上げるためには必要なのです。
 6節以降では、語るべきことをしっかり語ることと同時に、自分自身の信仰を深め、品性を磨くべきことが語られています。7節で言われているように、議論のための議論、それが自分の信仰生活に何ももたらさないような話をしていても仕方がないというのです。そうではなくて、正しく御言葉を教えること、そして、では、そう教えている自分自身はどうなのかということをいつも問い直すことが必要だ、というのですが私たちはどうでしょうか。いつの間にか信仰が言葉だけのものになってしまっている、たとえば、悔い改めを語りながら、自分は悔い改めようとはしない、愛や寛容を説きながら、自分自身に愛がないまま、寛容でないままでいながら、何も問題を感じていないなどということはないでしょうか。
 13節から15節では、信仰を深め、品性を磨くためにはどうすべきかということが語られています。すなわち、聖書を読むこと、そして、自分の賜物を用いて教会に仕えることによってこそ、霊的に成長することができるというのです。何か特別の霊的と呼ばれるような経験をすることや、3節で示唆されていたように、いわゆる修行に励むということが必要だというわけではないのです。聖書を読み、祈り、隣人や教会に仕えるという当たり前のことを心を込めて続けて行くことこそが信仰を深め、品性を磨くのです。

中谷建晴



Copyright© Sakai Ohama Christ Church All rights reserved.