聖書一日一章メッセージ集![]()
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| 堺大浜キリスト教会聖書一日一章 「多くの苦難の中で」(1テサロニケ1:6) 今日からテサロニケ人への手紙第一です。ギリシャの北にあったマケドニヤ王国は、アレクサンダー大王で有名ですが、この当時、そのマケドニヤ王国はローマによって既に滅ぼされ、ローマの領土の一部とされていましたが、テサロニケは、そのマケドニヤ地方の4つの州のうちの一つの州の都であった町です。パウロが第二回伝道旅行の際にテサロニケの町に立ち寄り、キリストを宣べ伝えたことから、このテサロニケの町でもキリストを信じる者たちが起こされました。しかし、ユダヤ人たちは、その直後から、彼らを厳しく迫害し、パウロも逃げ出すしかなくなった、さらに次の町で伝道しているパウロたちの所までテサロニケのユダヤ人たちが迫害の手を伸ばそうとしたということは、使徒の働き17章1節から15節に記されている通りです。 そのようにテサロニケを追われたものの、信じたばかりのクリスチャンたちがどうなっているかを心配していた、コリントにいるパウロの所に、彼らはしっかり信仰に立っているという知らせがテモテを通してもたらされたことは、3章6節に記されている通りですが、その知らせを聞いて、喜んでパウロが書いた手紙がこのテサロニケ人への手紙第一です。 今日の1章の7節では、テサロニケのクリスチャンがマケドニヤとアカヤ、すなわちギリシャの全てのクリスチャンの模範になっていること、また、8節では彼らの存在と生活がクリスチャンでない人たちにもとてもよい証になっているということが言われていますが、それは6節で言われているように、多くの苦難の中で彼らが堅く信仰に立っているからこそだったわけです。苦難の中で、信仰に堅く立ち続けることは、それだけで大きな証なのです。言葉を代えれば、苦難を通してこそできる尊い働きがあるのです。苦難をいたずらに嘆く必要はないのです。 中谷建晴 |