聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 「だから、あなたがたも用心していなさい。なぜなら、人の子は、思いがけない時に来るのですから。」 (マタイ24:44) 今日のマタイの福音書24章から明日の25章にかけてでは、イエス様が世の終わりがどのようにしてやって来るかということについて予言しておられます。 4節から35節では、世の終わり、イエス様が再びやって来られる前ぶれとして、偽キリストが現れ、戦争や民族紛争が起こり、天変地異が起こること、そしてクリスチャンが迫害を受けるようになること、それと同時に全世界に福音が宣べ伝えられるようになること、が予言されています。 その中でも、特に23節から29節では、偽キリストに惑わされることのないように、ということが警告されています。たとえ奇跡を行ってみせたとしても、それがキリストであることの証拠にはならないこと、キリストが再び来られる時には、いなずまがひらめくように、誰にでもわかる形でやって来られるということが言われています。29節の格言は、おそらくは死体があればこそはげたかがやって来る、出来事には順番があってその時になってみればはっきりそれとわかる、ということを意味しているもののようです。 36節以降では世の終わりが突然、予想もつかない時にやって来ることが予言されています。特に45節から51節の例え話では、だからいつキリストが再び来られてもよいように、備えをしておくように、ということが言われています。 いつかそのうちにと思っているうちに突然、世の終わりはやって来るのです。今、悔い改めて、キリストを心に受け入れ、世の終わりの裁きの時に、裁きにではなく、祝福に与かる者とならせていただきましょう。 中谷建晴 |