聖書一日一章メッセージ集


堺大浜キリスト教会聖書一日一章

「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。」(マタイ11:28)

今日のマタイの福音書11章で、イエス様はバプテスマのヨハネを弁護しながら、ご自分がどういう者であるかを明らかにしておられます。
2節では、この時、ヨハネが牢屋に入れられていたと言われていますが、14章3節と4節から、それはヨハネが当時の王ヘロデの結婚が律法に反するものである、とはっきり言ったためであったということがわかります。
そして、今日の11章7節で、イエス様は、ヨハネは風に揺れる葦のような、人の顔色を見て、言うべきことを言わなかったりするような人物ではない、と、ヨハネを高く評価しているようです。
11節でイエス様は、ヨハネはこれまでのどの預言者よりもはっきりイエス様が救い主であることを証ししたがゆえにこれまでの歴史の中で最も偉大な人物である、とおっしゃっているようです。イエス様とのつながりの濃さが、イエス様をはっきり救い主としていたかどうかが、神様の目からは、最も大事なことなのです。自分はその最も大事なことを第一にしているか、もう一度自らの在り方を顧みさせていただきましょう。
続く12節のイエス様のお言葉は、イエス様がいらっしゃったことによって、神様のご支配と恵みが明らかにされるようになったけれども、サタンも猛烈な反撃を試みている、ヨハネが捕らえられたのも、そのサタンの反撃の一つだ、ということを意味しているようです。
また、17節の譬えでは、バプテスマのヨハネを、またイエス様をも人々が何かと理由をつけて受け入れようしないことが言われているようです。そうではなくて、28節でおっしゃって下さっているように、弱い私たちをあるがままの姿で招いて下さっているイエス様の招きにお応えして、イエス様のもとに行き、本当の平安と安息に与かる者とならせていただきましょう。

中谷建晴



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