聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 「わたしに向かって、『主よ、主よ。』と言う者がみな天の御国にはいるのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行なう者がはいるのです。」(マタイ7:21) 今日のマタイの福音書7章も、5章から始まっている、いわゆる山上の垂訓、の続きです。 1節から5節では、「さばいてはいけない」ということが言われています。原文のギリシャ語でのこの「さばく」という言葉は、「責める」とか「見極める」という意味を含んだ言葉です。ですから、相手の欠点を探そうとするような批判的な態度そのものがいけないことだ、ということがここでは言われているようです。私たち自身の人に対する態度はどうでしょうか。 6節では、何を言っても反対しようとする人との議論を避けるように、ということが警告されているようです。 7節から12節では、神様が確かに私たちの祈りを聞いて下さっているお方である、ということが言われています。 13節から27節では、天国に入ることができるのはどういう人か、ということが言われています。その中の、15節から20節では、私たちが天国に入ることを妨げようとする偽預言者に気をつけるように、ということが警告されています。その直前の13節と14節からのつながりで考えると、偽預言者が人々に受け入れられやすいことを語ることで、人々を惑わす者であることが言われているようです。 21節では形の上での熱心さが救いの条件ではない、ということが言われています。心から神様に従って行こうとすることこそが肝腎なことなのです。私たちはどうでしょうか。 中谷建晴 |