聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 マタイ 28章 「見よ。わたしは、世の終りまで、いつも、あなたがたとともにいます。」 (マタイ 28:20) イエスさまの死後三日目、朝早く、マグダラのマリヤともう一人のマリヤがイエスさまの墓を訪れ、“イエスさまは墓にはおられない、よみがえられた、弟子たちに、ガリラヤへ行け、そこでお会いできる、と伝えよ”と言われる御使いのことばを聞きました。彼等は恐れましたが、喜び、弟子たちのところに向って走りだしました。その彼女たちにイエスさまは出会い、親しく声をかけられました。復活の主との出会いは恐れと喜びをもたらします。他方、イエスさまの墓の番をしていたローマの兵隊たちは、ユダの祭司長、民の長老たちに、起った事柄を報告しました。彼等は戸惑い、番兵たちが眠っている間に弟子たちがイエスさまを盗み出した、と言わせることにしました。総督に番兵たちの失態がとがめられたら自分たちがうまく説得するからという保障を与えて。イエスさまの復活のことを聞くとき、信じない者の間では、戸惑いと何とかひとを納得させるための話が造りだされます。しかし、イエスさまのみことばに従ってガリラヤに集まった弟子たちは、イエスさまに出会い、親しくイエスさまのみことばを聞きました。彼らに確信を与え、新しい使命に立ち上がらせるみことばでした。“わたしは天でも地でもすべの権威を与えられている、だから世界のすべての民を弟子とし、父と子と聖霊の名によってバプテスマを授け、主のみことばを教えよ、わたしはいつもお前たちとともにいる”と言われたのです。復活の主は今日、私に何と語られるか、問われます。 唄野隆 |