聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 マタイ 8章 「いったいこの方はどういう方なのだろう。」 (マタイ 8:27) イエスさまは、山上で弟子たちに教えられた後、山を下りられました。最初に出会った、ひどい皮膚病の人が「主よ。おこころ一つで私をきよめることがおできになります。」と言うのを聞いて、彼に手を触れ、「わたしの心だ。きよくなれ。」と命じてその病人を癒されました。中風に冒されたしもべの癒しを願ったローマ軍の百人隊長が、自分は権威の下にある者だがそれでも部下は自分の言うことを聞く、おことばをいただければそれだけでしもべは癒される、ということばを聞いて彼の信仰をほめ、しもべは癒される、と言われると、しもべの病は癒されました。それからペテロの家に来られて、熱病で床についていた彼の姑を癒されました。それがきっかけで病人や悪霊につかれている人たちが大勢運び込まれてきましたが、彼らを皆、癒されました。しかし、群集が集まってくるのをご覧になると、船で向こう岸へ渡ろうとされました。そのときイエスさまについて行くと言う律法学者を退け、まず父を葬らせてほしいと言う人には、死人は死人に任せてわたしについて来い、と言われました。自分が従うという人を退け、主の召しに応える人を求められたのです。湖が荒れて怖じ惑う弟子たちをたしなめ、風と湖をしかりつけられると大きな凪になりました。向こう岸に渡り悪霊につかれた人に出会うと、豚の大群を犠牲にしてもその人から悪霊が出るようにされました。イエスさまは、病気にも、人の歩みにも、自然にも、悪霊に対しても、権威をお持ちです。イエスさまの御名を崇め、「あなたは私の主です。」と告白しました。 唄野隆 |