聖書一日一章メッセージ集


堺大浜キリスト教会聖書一日一章

「『この天地は滅びます。しかし、わたしのことばは決して滅びることがあ りません。』」(ルカ21:33)

今日のルカの福音書21章の5節以降では、イエス様が世の終わりの時について預言された言葉が主に記録されています。
イエス様は、まず、世の終わりが必ずやって来ることを語られています。33節などで言われているように、この世界はやがて過ぎ去ってしまうのです。そして、最後の最後には、私たち自身が神様の前にどうであるかだけが問われることになるのです。私たちはどうでしょうか。この今の世界がいつまでも続くかのように思ってしまってはいないでしょうか。あるいは、この今の世界がいつまでも続くかのような生き方をしてはいないでしょうか。
次にイエス様は、8節で言われているように、偽預言者が沢山現れるということをおっしゃっています。27節で言われているように、イエス様が再びやって来られる時、いわゆる再臨の時には、誰にとってもはっきり分かる形でイエス様はやって来られるのです。私たちは、すぐに解決が与えられるという言葉や、目に見える形での威厳や魅力といったものにひかれやすいものです。偽預言者に惑わされることのないように心しましょう。
次にイエス様は12節の冒頭などで、天変地異や戦争が起こる前に、クリスチャンに対する迫害が必ず起こるということを預言されておられます。わざわざトラブルを引き起こすようなことをするのは間違いですが、逆に何としてもトラブルを避け、迫害を避けようとして、イエス様を否定したり、イエス様を無視したりというようなことをすることは間違いなのです。私たちはどうでしょうか。もう一度、自らの姿勢を顧みさせていただきましょう。

 中谷建晴



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