聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 ルカ 1章 「ほめたたえよ。イスラエルの神である主を。主はその民を顧みて、救いの角を、われらのために、しもべダビデの家に立てられた。」 (ルカ 1:68,69) ルカは医者でパウロの同労者でした。イエスさまのご生涯を綿密に調べ、正確に記録し、それをローマの高官テオピロに献上しました。それによって彼もまたイエスさまを信じるようにと願ったのです。ルカは、イエスさまの先駆者ヨハネの誕生記事から話しはじめました。主は、不妊の女エリサベツにヨハネを授けられました。そして、主の御業は信じて素直に受けるべきことを父ザカリヤを通して教えられました。あまりの常識はずれのことで信じられないと答えたザカリヤは、口がきけなくなりましたが、みことばに従い、家の伝統に反しても示されたとおりその子の名をヨハネにする、と人々に伝えたとき、彼は自由に口がきけるようになりました。主のみことばを信じ、従うとき、私たちは本当に自由にされるのです。エリサベツの懐妊の六ヵ月後、ナザレの処女マリヤに、御子イエスさまが受胎されるとのお告げがありました。神さまが彼女に臨み、男の子が生まれるというのです。神を父としマリヤを母とする、神であり人であるイエスさまの懐妊です。信じられないようなことですが、マリヤは信じて受けました。そのとき、彼女に賛美があふれ出ました。エリサベツと共に主を賛美しました。主を信じる者の間では、賛美の共鳴があるのです。これら一連の出来事は、主がお約束どおり、私たちを罪から救い新しいいのちに生かすために救い主をお遣わしくださる御働きをはじめられたことを示しています。感謝し、兄弟姉妹とともに御名を賛美したいと思います。 唄野隆 |