聖書一日一章メッセージ集


堺大浜キリスト教会聖書一日一章

「その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。」
(ヨハネ14:16)

今日のヨハネの福音書14章では、13章に続いて、イエス様が最後の晩餐の席でお話しになられたことが記録されています。
2節でイエス様はイエス様を信じる者には永遠の御国でちゃんと場所が用意されているということをお話しになっておられます。
3節では、イエス様は、世の終わりの時に、再びこの世界に来られること、いわゆる再臨されること、を予言しておられます。
6節から11節ではご自分と父なる神様が比喩的な意味ではなく、文字通り一体であることをイエス様はお話しになっておられます。
12節では、弟子たちには、イエス様がなさったよりも大きなこと、直接には世界宣教の働き、をする使命が与えられている、ということが、言われています。そして、13節から17節では、それに必要な助けがお祈りによって、また聖霊様の助けによって与えられることが、明らかにされています。私たちは与えられている宣教の使命を忘れてはいけませんが、しかし、だからといって、自分の力で頑張って事を成そうとする必要もないのです。聖霊様に信頼し、そのお導きに従っていけばよいのです。
18節から19節では、イエス様が復活された後、弟子たちだけにお現れになることが予言され、22節から23節のやり取りでは、イエス様が弟子たちこそを心に留めておられることが語られています。同じ様に、イエス様は私たち一人一人を特別に心に留め、私たち一人一人を通して、その御業を進めて行こうとされているのです。私たち一人一人が、イエス様が自分のようなものにそのような使命を託して下さっていることを覚え、聖霊様に導いていただき、イエス様との交わりの中に生き、日々、イエスの御愛をいただき、イエス様を喜び、イエス様を証しする者とならせていただきましょう。

中谷建晴



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