聖書一日一章メッセージ集![]()
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| 堺大浜キリスト教会聖書一日一章 「もしあなたが信じるなら、あなたは神の栄光を見る、とわたしは言ったではありませんか。」 (ヨハネ11:40) 今日のヨハネの福音書11章では、イエス様がラザロという人物を復活させられたことが記録されています。 8節の弟子たちの警告に対して、9節と10節でイエス様は神様の御心に従うご自分の決意を明らかにしておられます。9節でイエス様は、父なる神様の御心にお従いすることこそが光の中を歩むことであるということを、10節では父なる神様の御心がわかっていながら、それに従おうとしないと、闇の中を歩むことになってしまうということをおっしゃっているようです。 御心がわかっていながらその御心に従わないことは、私たちの霊的な目を曇らせてしまうものなのです。心しましょう。 17節から44節では、イエス様はマルタとマリヤの信仰にチャレンジしておられます。24節のマルタの言葉から、彼女が、死んだ者が終わりの日によみがえるという信仰を持っていたことがわかりますが、続く25節から27節のやり取りの中で、イエス様はその彼女の信仰をイエス様ご自身に対する信頼へと導かれました。26節のイエス様のお言葉はイエス様を信じる者にとっては、肉体の死は、新しい命に移って行く時でしかない、ということのようです。 39節から41節で、イエス様は彼女たちがイエス様を信じて、お墓の石を取りのけるという具体的な行動を取るように求められました。そして、実際にそうしてみたからこそ、彼女たちはイエス様の御業を経験することができたわけです。 理解して、納得しているだけではなく、信頼して、具体的な一歩を踏み出す者こそが主の御業を経験することができるのです。私たちもその一人にならせていただきましょう。 中谷建晴 |