聖書一日一章メッセージ集
聖書一日一章メッセージ集
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 ヨハネ １４章 「わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにおあたえになります。」 （ヨハネ １４：１６） イエスさまが身近に迫っている十字架の死を前にして、弟子たちにたいする深い愛の思いを語られたとき、弟子たちは、よくはわからなくても異様な雰囲気を感じ、暗く重苦しい気分になっていたようです。そういう弟子たちにイエスさまは、“心を騒がしてはならない、わたしを信じなさい”と語りかけ、さらに続けて“お前たちのもとから離れるのは、お前たちを見捨てるからではなく、御父の御許にお前たちが永遠に住む住まいを備えに行くためだ、備えができたら、また来てお前たちを迎える”と語られました。そして、“わたしと御父とはひとつ、わたしを知ったお前たちは、御父を知っているのだ”と言われました。弟子たちには何のことだかわかりませんでした。しかし、信仰の世界ではこういうことがよくあります。主の恵みによって信仰を与えられ、神を知る者とされた、と言われても、何も変わらず、神さまのことはわかっていない、と感じられることがあります。しかし、そのときも、神さまは身近にいて、共に歩んでくださっているのです。聖霊によって目が開かれたとき、そのことがわかります。神さまは、私たちがイエスさまを信じたとき、聖霊を送ってくださったのです。聖霊を目で見ようとしても見えませんが、聖霊はイエスさまを明らかに示してくださいます。信じて、聖霊によって、イエスさまに目を注ぎつづけるとき、父、御子、御霊が私たちとともに住んでくださっていることがわかり、新しいいのちの喜びがあふれます。感謝です。 唄野隆 |
