聖書一日一章メッセージ集![]()
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堺大浜キリスト教会聖書一日一章 ヨハネ 6章 「あなたがたが、神が遣わした者を信じること、それが神のわざです。」 (ヨハネ 6:29) 6章の記事はガリラヤでの出来事です。イエスさまの癒しの御業を見て、大勢の人々がイエスさまについてきました。イエスさまは、どうして彼らに食べさせようか、とピリポに問いかけられました。ピリポは、200デナリ、労働者200人分の日当分のお金、でパンを買ってきてもとても足りません、と答えました。アンデレは、五つのパンと二匹の魚を持っている子どもがいますがこれじゃ何の役にも立ちますまい、と言いました。イエスさまは、そのパンを取り、感謝をささげてから、皆に分け与えられました。五千人ほどの人が皆、食べて満腹し,余りを集めると12の篭いっぱいになりました。その後、人々がイエスさまを王にしようとして集まってくるのをご覧になって、ただひとり山に上られました。御父と祈りの時を過ごすためだったのでしょう。弟子たちは舟で向こう岸へ向かいましたが、強風が吹き荒れました。そのとき、イエスさまが湖の上を歩いて弟子たちのところに来られ、船は目的地に着きました。イエスさまは、人々に命の糧を与え、困難の中で安らぎをお与えになる御方です。イエスさまは、後からイエスさまを追ってきた人々に、“あなたたちは、食べればなくなるパンを求めているが、永遠のいのちにいたるパンを求めよ、信じるなら、わたしがいのちのパンなのだ”と言われました。そうです、主だけが私たちを生かしてくださる御方なのです。私たちが主のために何かすることでなく、ただ主を信じ、主のみことばをしっかり受け取ることだけが私たちにできることであり、神さまが喜ばれることなのです。 唄野隆 |