聖書一日一章メッセージ集


堺大浜キリスト教会聖書一日一章

「神が新しい契約と言われたときには、初めのものを古いとされたのです。年を経て古びたものは、すぐに消えて行きます。」(へブル8:13)

 今日のヘブル人への手紙8章では、旧約聖書の教えは、イエス様の十字架による贖いが成し遂げられ、イエス様が天に帰られた今、過去のものになってしまっているということが論じられているようです。
 4節から5節では、旧約聖書の教えに基づいて、エルサレム神殿で仕えている祭司たちの働きは、天にあるものの写しと影に仕えているに過ぎない、本体はあくまで天にあるということが言われています。
 8節から12節では、旧約聖書の中の言葉が引用され、旧約聖書自身が、旧約聖書の教えには欠けがあって、やがて欠けのない、完全な救いがもたらされるということを預言しているということが示されています。
 にもかかわらず、ユダヤ人たちの間では、あたかも旧約聖書の教えが絶対的、最終的なものであるかのようになっていたわけですが、私たちも、これは仮のものでしかないと最初はわかっていたことが、いつの間にか絶対的なものになってしまっているということがあるのではないでしょうか。子育てや仕事などはその時は大変ですけれども、やがては終わってしまうものです。いや、実はこの世の人生そのものがやがて必ず終わりを迎えるものなのに、それがいつの間にか絶対的なもの、永遠的なものであるかのような、そんな生き方に陥ってしまっている、天国での報いを求めるのではなくて、この世でうまく行くかどうかが物事の判断基準になってしまっているというようなことはないでしょうか。本当の意味で、絶対的なもの、永遠的なものに目を留めて歩む、的を射た人生を歩む者とならせていただこうではありませんか。

中谷建晴



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