聖書一日一章メッセージ集


堺大浜キリスト教会聖書一日一章

「その人がどんなに偉大であるかを、よく考えてごらんなさい。」(へブル7:4)

 今日のヘブル人への手紙7章では、昨日の6章の最後、20節で言われていた、イエス様がメルキゼデクの位に等しい大祭司であるとはどういうことか、ということが述べられています。
 メルキゼデクというのは創世記14章18節から20節に唐突に出て来て、そのまま姿を消してしまった人物です。ユダヤ人の先祖であったアブラハムが、勝利を期待するなど殆どできない戦いに勝利した直後、このメルキゼデクという人物が現れて、彼を祝福し、彼はその祝福への応答として、戦利品の10分の1を捧げました。アブラハムは奇跡的に勝利が与えられたことにむしろある種の畏れを感じて、見ず知らずの祭司と名乗るこの人物にそういうことをしたのかも知れませんが、その辺りのことについては何の説明もされていない、どちらかと言えばわけのわからないエピソードであるわけですが、1500年後の今日のヘブル人への手紙7章に至って、ようやくその意味する所が、すなわち、イエス様の祭司としての偉大さを象徴する人物であったということが明らかにされたわけです。
 私たちも今、わけのわからない事柄、何の意味もない、ただ苦しいだけ、辛いだけに思える事柄に出くわしているかも知れません。しかし、その全てには意味があるのです。ただし場合によっては、1,000年以上経って初めてその意味がわかるようなことかも知れません。ただ神様を信頼し、アブラハムがそうであったように、戦うべき戦いを戦い、捧げるべきものを捧げ、従うべきお言葉に従い、そうして、神様の永遠のご計画の中で用いていただく者、永遠の祝福に与かる者とならせていただこうではありませんか。

中谷建晴



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