聖書一日一章メッセージ集![]()
![]()
| 堺大浜キリスト教会聖書一日一章 「それは救いにつながることです。」(へブル6:9) 今日のヘブル人への手紙6章では信仰を捨ててしまうことのないように、ということが語られています。 1節から3節では、昨日の5章の最後、12節から14節で言われていたような幼い信仰にいつまでも止まっていてはいけない、むしろ成熟を目指して進もうということが言われています。続く5節から8節では、信仰を捨ててしまったら大変なことになるということが語られていますが、この続き具合は、いつまでも幼い信仰に止まっているならば、やがて信仰を失ってしまうことになってしまいかねないということを示唆していると考えられます。 この手紙の直接の読者であった、へブル人、すなわち、ユダヤ人たちは、1節の後半から2節にかけてで示唆されているように、おそらくは、それまで自分たちが身につけて来たユダヤ教の教えではこうだったのに、ああだったのに、というような所に長い間、止まっていたようです。しかし、私たちも、自分の親はこうだった、家庭はこうだった、育った環境がこうだった、こういう思いをして来たということばかりを問題にし、で、その私にイエス様は何をして下さったのか、どういうお方でいて下さるのかという所に心を向け、そのイエス様のために自分は何ができるかという所に向けて歩み出すということをしないままになってしまっているようなことないでしょうか。 9節の最後は、原文のギリシャ語では「救いにつながることです」或いは「救いから来ることです」どちらの意味にも取れる表現になっていますが、そのことが示唆しているように、主の御業に励むことは救われたという所から来るものですが、同時に救いの恵みをさらに深めて行くのです。私たちもいつまでも自分のことにこだわるのではなく、既に救われた者として、神様の御業に励み、その中で神様の恵みを経験し、さらに信仰を深められ、さらに御業に励み、さらに恵みを経験するという、恵みの循環の中に生きる者とならせていただこうではありませんか。 中谷建晴 |