聖書一日一章メッセージ集![]()
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| 堺大浜キリスト教会聖書一日一章 「神は、かつてどの御使いに向かって、こう言われたでしょう。」(へブル1:13) 今日からへブル人への手紙です。ヘブル人への手紙は、そのタイトルが示す通り、ユダヤ人クリスチャンに向けて書かれたものであろうということは、その内容が、旧約聖書についての知識や神殿儀式についての知識を当然の前提としていることからも間違いないであろうと考えられています。筆者が誰なのか、パウロ、アポロ、バルナバなど様々な説がありますが、はっきりしたことはわかっていません。ただ13章23節から、この手紙の筆者が、テモテと極めて親しい関係にあったということがわかりますし、13章19節などからは、この手紙の受け取り人であるユダヤ人クリスチャンのグループと個人的に親しい関係にあった者だったことがわかります。 今日の1章の1節から3節では、御子、すなわち、イエス・キリストこそが神の本質の完全な現われであるということが語られています。すなわち、ユダヤ人たちがそれまで大切にして来た旧約聖書よりも、イエス様の言葉と行ないを通して現わされたものの方が上だというのです。 また、4節以降では、イエス様は天使よりも優れたお方、天使たちが仕えるべきお方である、すなわち神の子、神であるお方であるということが言われています。 これらのことは、それまで絶対的なものとして来た旧約聖書の教えを越えるお方としてイエス様を受け入れることがユダヤ人クリスチャンにとって、イエス様を信じた後も戦いであり続けたことを示唆していると思われます。しかし、私たちにも、それまで絶対として来たもののゆえに、要はお金だ、要は学歴だと実は思っているがゆえに、信仰の真の恵みに与かることができないままでいるというようなことはないでしょうか。もう一度、自らの在り方を顧みさせていただきましょう。 中谷建晴 |