今日の聖書一日一章からのメッセージです
堺大浜キリスト教会聖書一日一章 イザヤ書 41章 「恐れるな。虫けらのヤコブ、イスラエルの人々。わたしはあなたを助ける。― 主の御告げ ― あなたを贖う者はイスラエルの聖なる者。」 (イザヤ書 41:14) イザヤは主が歴史の主権者だと語ります。イザヤ時代の世界では、東にアッシリヤが起こり、西に進出し、国々を征服して、世界帝国を樹立しました。人々はそれをアッシリヤの力によると思っていましたが、主は、「だれがこれを成し遂げたのか。初めから世々の人々に呼びかけた者ではないか。わたし、主こそ初めであり、また終わりとともにある。わたしがそれだ。」と主が主権を持っておられると宣言されました。そして、イスラエルに向かって言われました。「わたしは、あなたを地の果てから連れ出し、地のはるかなところからあなたを呼び出して言った。『あなたは、わたしのしもべ。わたしはあなたを選んで、捨てなかった。』」歴史を支配しておられる主がイスラエルを選んで、カルデヤのウルからアブラハムを導き出し、エジプトからイスラエルをカナンの地に連れてきてそこに彼らを植え付けられたのです。そして、「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。・・・あなたと戦う者は全くなくなってしまう。」と約束されました。イスラエルが立派だったからでも強大だったからでもありません。彼らは「虫けらのヤコブ」に過ぎませんでした。しかし主が守ってくださるとき彼らは強く立つことができるのです。私たちもそうです。私たちは罪人です。しかし、主は、イエスさまによって、私たちを贖い、救い、神の子としてくださるのです。ただ主に拠りすがって歩むのみです。 唄野隆 |