聖書一日一章メッセージ集


                       

創世記 24章

「主は私の主人の兄弟の娘を、主人の息子にめとるために、私を正しい道に導いてくださったのです。」

                     (創世記 24:48)

 アブラハムは年を取って老人になっていました。跡取りのイサクも成人していましたが、まだ独身でした。主の約束が実現し多くの子孫が与えられるためには、イサクが妻を得、子をもうけなければなりません。アブラハムは、イサクにふさわしい妻を得させたいと思いました。彼はカルデヤのウルを出て、カナンまで来たとき、主が彼を祝福し、彼の子孫によって世界のすべての人に祝福をもたらし、カナンの地を彼の子孫に与えるという約束をいただいたことを思ったのでしょう、主を知らないカナン人の中からではなく、主を信じる娘をイサクの妻とするように、いちばん信頼していたしもべを自分の故郷に送り、イサクの妻を求めさせました。しもべは、アラム・ナハライムまで行き、そこで水を汲みに来る娘の中で、彼に水を飲ませ、らくだにも水を飲ませてくれる娘が主の備えてくださっている娘、イサクの妻に迎えるべき娘だとしますと主に祈って、待ちました。主のお答えが自分にわかるように求めて祈ることの大切さを思います。すると、アブラハムの兄弟ナホルの孫娘リベカ が現われ、彼に水を飲ませ、らくだにも水を飲ませてくれました。彼は感動し、主を崇め、そのことをベトエル家の継承者リベカの兄ラバンにはっきりと証し、ラバンもそれを聞いて主を崇め、リベカがイサクに嫁ぐことを承諾しました。リベカはすぐに従いました。正に主が備えてくださった結婚でした。私たちの結婚も、このように主の備えを確信する結婚でありたいものです。

唄野 隆




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