黙示録 20章 「この第一の復活にあずかる者は幸いな者、聖なる者である。この人々に対しては、第二の死は、なんの力も持っていない。」 (黙示録 20:6) 獣と偽預言者が火の池に投げ込まれるとき、サタンが捕えられて、千年の間、閉じ込められます。その千年の間、「イエスのあかしと神のことばのゆえに首をはねられた人たちのたましいと、獣やその像を拝まず、その額や手に獣の刻印を押されなかった人たち」、すなわち、主のための殉教者、獣の刻印がなく、生活物資を買うことができず、命の危険にさらされても主に忠実であった者たちがよみがえって、キリストとともに、支配するのです。彼らの第一の復活です。間もなく最後のさばき、第二の死が来ますが、第二の死は彼らにたいして無力です。しかし、千年の後、サタンは牢から解き放たれ、地の四方にある諸国の民、すなわちゴグとマゴグを惑わし、無数の大軍勢を召集して、聖徒たちと愛された都を包囲します。主の聖徒たちは、大きな苦難に直面します。しかし、地の大軍が集結すると、天から火が降ってきて彼らを焼き尽くします。彼らを惑わした悪魔も捕えられ、火と硫黄との池に投げ込まれます。先に獣と偽預言者が投げ込まれたところ、そこで、彼等は永遠の苦しみに遭います。そのとき、神は、大きな白い御座に着座し、御前で数々の書物が開かれます。もう一つ、いのちの書も開かれます。すべての人はそれらの書物の記録にしたがい、その行いに応じてさばかれます。イエスさまを信じる者はいのちの書に名が記され、救いを得ます。信じない者はみなさばかれます。最後に死もハデスも火の池に投げ込まれます。ハレルヤ、主の勝利です。
唄野 隆 |