聖書一日一章メッセージ集


黙示録 19章

「われらの神である主は王となられた。」

                      (黙示録 19:6)

 大バビロンが滅ぼされたとき、天では、「ハレルヤ。救い、栄光、力は、われらの神のもの。」と大きな賛美の声が上がりました。さばきは恐ろしいことですが、私たちが自分ではどうにもできない罪に引きずり込む力が取り去られるのはすばらしい恵みです。感謝をもってこの賛美に加わるのは当然です。天上の賛美は、「ハレルヤ。万物の支配者である、われらの神である主は王となられた。私たちは喜び楽しみ、神をほめたたえよう。小羊の婚姻の時が来て、花嫁はその用意ができたのだから。」と続きます。子羊はイエス・キリスト、花嫁は教会です。イエスさまの主権が確立するとき教会はイエスさまと結ばれ一体となるのです。個人的にも、イエスさまを主とする告白が深く生活全体にいきわたるとき、その人は主と一つにされ、自分のうちにイエスさまが生きておられると確認するようになります(ガラテヤ2:20)。それは終わりの日に教会がイエスさまと一つになることの前味です。そのとき、教会はきよい麻布を着ます、つまり正しい行いに満たされます。自分で頑張って励む良い行いではなく、御霊が生み出してくださる正しい行いです。そのとき、私たちを罪に引き込むサタンの力は打ち砕かれ、取り除けられます。主が、白馬に乗り、血に染まった衣を着、白い衣を着た軍勢を引き連れて、サタンの手先である獣、偽預言者、そして地の王たちと戦い、地の大軍勢を皆殺しにし、獣も偽預言者も火の池に投げ込まれます。もはや教会を罪に誘う力は消えうせます。その日を待ち望み、感謝し、喜び、賛美します。

唄野 隆




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